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編集こぼれ話

タイスポットの編集を行うにあたって、取材で感じた事や面白いこぼれ話を随時、紹介します。

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ムエタイ(REBELS)観戦記

 1月23日(土)ディファー有明でM-1とクロスポイントの合同興業(REBELS)で試合が開催された。
「REBELS」とは、「反逆」という意味で、立ち技がK-1主流になりつつあり、今後ムエタイの反逆が注目される。
この日の興業は、いくつか新しい試みがあるように見受けられた。

①興業自体が合同で開催された。
②後半5試合は、日タイ対抗戦形式で行われた。
③試合数が12試合に軽減された。
④ワイクルーが行われなかった。
⑤採点基準が本場形式になった?

個人的な意見で恐縮ですが、書かせて頂きます。
【興業について】は、長く続く不景気を考慮するとリスク分散という意味合いもあり、自然の成り行きかと思います。
【日タイ対抗戦】は、面白い趣向と思いました。
【試合数の軽減】は、お尻が痛くなく(笑)、帰りが楽なので、歓迎です。
ちょうど良い試合数と思いました。
【ワイクルー】は、ムエタイの儀式であり、タイ人選手は義務付けられているそう。
それを奪うのは、ムエタイらしさを失うので、是非続けて欲しい。
【採点基準】は、後述致します。

■第1試合 ×割沢誠(3R/判定1-2)山野博之○
クンタップの弟子?山野選手が僅差の判定勝ちを収める。

■第2試合 ○板倉直人(3R/判定3-0)高橋誠治×
勝った板倉選手は、試合そのものよりも勝利後のマイクパフォーマンス(猪木の真似)が印象に残りました。

板倉選手は右
P1040747.jpg

■第3試合 ×遠藤智史(3R/判定0-2)歌川暁文○
歌川選手がバッティングでまぶたから出血。
減点1が響いた遠藤選手が判定負け。

■第4試合 ○田嶋はる(3R/判定2-0)ちはる×
好試合も僅差で田嶋選手が判定勝ち。

■第5試合 ×岡田敦子(3R/判定1-2)美保○
格上岡田選手が、相手を見下ろして戦うも手数が出ず、僅差の判定負け。

■第6試合 ×ウエンツ☆修一(延長4R/判定0-3)一戸総太○
イケメン対決と称された試合は、延長の末、一戸選手が勝利。

一戸選手は左
P1040788.jpg

■第7試合 ×岩田翔吉(3R/判定0-2)小笠原栄作○
この日の試合で、印象に残った選手を挙げろと言われれば、まず小笠原選手を挙げる。
ジュニアのチャンピオンを相手に、「どこからでも来い」という雰囲気が全身から出ていた。
これからもっと伸びそうな選手だけに注目したい。

小笠原選手は右
P1040805.jpg

■第8試合 ○梅野源治(4R 49秒/TKO)ラジャサックレック・ソーワラピン×
もう一人挙げるとすれば、梅野選手だ。
まず手足が長く、体型がムエタイ向き。
そしてキックが、異常に速い。
9戦負けなしだそうだが、その戦績も頷ける内容でした。

梅野選手は左
P1040816.jpg

■第9試合 ○宏二(2R 34秒/反則)ウィラチャート・ウィラサックレック×
以前観戦した試合では、ウィラチャート選手は常にロープを背にし、相手が攻めるのを待っていた。
今回は、自分からしかけ試合を作っていた点が良かったと思う。
結果的には、倒れこんだ際、偶然膝が相手の顔面に入り、出血した事から反則を取られた。

P1040820.jpg


■第10試合 ×大野信一朗(5R/判定0-2)ペッマニー・K-RIVER○
元本場ムエタイ王者のペッパマニー選手は、力まず技を繰り出していた。
どのくらい痛いか?は対戦者にしかわからないが、達人の技といった感じだった。
3R目からは、意識的に攻勢に出てポイントを稼ぎ、判定勝ちを収めた。

P1040834.jpg

■第11試合 ×藤原あらし(5R/判定0-2)ノラシン・ギャットプラサンチャイ○
ノラシン選手も元本場ムエタイ王者。
ペッパマニー選手同様、力まず技を繰り出す。
こうしてスタミナを温存しているのだろうか?
試合は、ノラシン選手が序盤からポイントを稼ぎ、逃げ切り勝ち。
あらし選手も中盤からは積極的に反撃に出るも相手に上手くかわされた。
試合は、ノラシン選手が勝ったのだが、試合終了と同時にあらし選手に歩みより、「強い、強い」といったニュアンスで、相手を称えていた姿が印象的だった。

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■第12試合 ○増田博正(3R 57秒/KO)コントラーシン・エクシンデコン×
後半5試合が日タイ対抗戦になっていて、この試合に勝った方が優勝となる。

P1040865.jpg

序盤からリードした増田選手が、劇的なKO勝利を収め、日本の勝利を決めた。

サッカーボールでも蹴るような強烈なローキック
P1040868.jpg

 この日のジャッジは、審判ごとに判定に格差があった。
1人の審判はドローとしているのに、他の審判は2ポイント以上離れるケースが結構あった。
これは、採点基準を本場のムエタイ方式にしているせいではないだろうか?
本場タイでは、キックの評価が高く、腕でキックを完璧にブロックしても、「腕を攻めている」と評価されるそうだ。
多くの外人選手が本場のムエタイのリングに上がっても苦戦する原因の一つだ。
ムエタイの反逆は大いにやって欲しいけれど、採点基準を本場式にかえるとなると、選手を出している多くのジムに理解を求める必要性がありそうだ。

こぼれ話し
 この日の審判をカノンスック氏が務めた。
「現役の選手(M-1チャンピオン)を審判に使うのか?」と多くの方が思ったはず。
関係者に確認した処、某ジム付きのタイ人コーチで、ジャッジの資格もあるとか。
そりゃそうだですよね。
ある時は審判、ある時はセコンドでは、困りますもんね。
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